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zoom RSS 3/11のこと

<<   作成日時 : 2011/09/13 15:15  

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ご心配頂きました皆さん、有難うございます。
私は地震の時に千葉県浦安市・新浦安の会社に居りました。
埋立地にそびえる高層ビルの16階のフロアなので、それはもう、どれだけ揺れた事か・・・・・・
未だに思い出すだけで身の毛もよだちます。
私は14:46「おしらべダイヤル」という業務中で、ついたてとPCと電話に囲まれた場所でした。
最初の揺れは「あれ?地震かな?」みたいなものでしたが、間髪入れずにやってきた第二波第三波の揺れが相当で、すぐにイスから放り出され、床に寝転がった状態でユラユラユラユラユラユラ・・・・・・
その間、横揺れによってデスク上のパソコンや電話はすっ飛んで行き、見事にフロアに散乱しました。
その様子に見とれていた瞬間、右からパーテーション、ハンガーラック、壁が次々倒れて私の右脚に直撃。
さすがにこれはヤバいと血の気が引く中、なんとか自分の荷物をかき集め、逃げ惑う同僚達を呼び止めて上着を取ってもらい、仲の良い友達から名前を呼ばれるままに手を引かれ、非常階段へ移動しました。
20階建てのビルで、非常階段は二箇所ありましたが、全てのフロアの人が一斉に避難してしまい、階段も大渋滞。
こんな状況でまた大きいのが来たら、と思うとゾッとしましたが、とにかく逃げる事しか考えないことにして、何分もかけて階段を降り切り無事外へ。

外に出ると、足元が汚泥でビチャビチャ言っています。
埋立地の宿命とも言える「液状化現象」が起こっていました。
避難場所とされる近くの小学校に一応向かいましたが、その学校すらグラウンドは水浸し、余震の度にちゃぷちゃぷと音を立て、頭上では倒れ掛かった電柱が大きく揺れていました。
「これは、ここに避難しても助からない」
そう思った私は、同じ松戸・柏・流山方面の同僚達と、上司の呼びとめを振り切り、市川方面に向けて歩き始めたのです。

新浦安から、浦安に抜ける陸橋も、50センチほどの陥没がありました。
汚泥でドロドロになった靴をビチャビチャ言わせながら、それでもまっすぐ進みます。
橋は私たちが渡った数十分後には通行止めになったそうで、新浦安を早期に脱出できたのはラッキーでした。
そして、浦安の街の惨状を横目にすることになります。
新浦安ほど道路の亀裂やボコボコはないものの、民家の塀が倒れ、道路から溢れ出して止まらない水分に浸されていました。
「柏、どうなっているんだろうね・・・・・・」
不安で不安で潰れそうな心中を思わず呟いてしまいながらも、とにかく家に帰って家族の無事を確認したい、その思いが痛い足を前へ前へ運ばせるのです。

と、その時でした。
「そこにレンタカー屋さんがあるけど・・・・・・」
見上げると、トヨタレンタリースの看板。
「借りれるなら乗る?」
既に渋滞は始まっていましたが、延々歩いても今日中に着かないだろうことを考えると、借りることに大賛成。
慌てて店内へ入ると、まだ乗り捨てできる車の在庫があるとのこと。
助かりました、本当にラッキーでした。


普通なら1時間程度で到着する距離を、約5時間かけて走りました。
運転は、車の操縦が苦手な私ではなく、頼りになる同僚にお願いしました。
車内ではラジオから飛び込んでくる信じられないニュースに耳を傾けながら、ようやく東北地方が津波で大変な惨事になることを知りました。
うちの会社は仙台にも同様のオペレーションセンターがありましたが、多分、もうダメでしょう。


松戸市内の駐輪場で降ろしてもらい、原付で帰宅しました。
松戸も柏も、地震などなかったかのように、街がキレイです。
その事に安堵しながら、自宅を目指し、その建物が無事である事を見たとき、思わず涙が溢れました。

夫も、大切な鳥たちも、魚も、犬も、皆無事でした。
<続く>

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